「いじめ撲滅」強化 県教委 ピンク色身に着け訴え 三重

【定例記者会見で、いじめ防止強化月間の取り組みを発表する木平教育長=三重県庁で】

木平芳定三重県教育長は27日の定例記者会見で、いじめ防止強化月間(11月)の取り組みを発表した。高校生らがイメージカラーとされるピンク色のマスクを着用するなどして「いじめ撲滅」を訴える。

県教委によると、平成30年4月に施行した「いじめ防止条例」に基づく取り組み。4月と11月を強化月間に定め、県内の児童や生徒らが意識を高める取り組みや民間と連携した啓発を実施している。

強化月間中は全ての県立学校で取り組みを実施。一例として、県立四日市中央工業高の生徒会はピンク色のシャツを着て体育祭で行進。県立菰野高では全ての生徒と教員がピンク色のマスクを着用する。

県立津西高もピンク色の小物を身につける「ピンクシャツデー」を設定。県立鳥羽高の生徒会も登校時に啓発品を配り、特別支援学校玉城わかば学園は「心温まる言葉」を書いた「ハートの木」を作る。

また、県教委の「いじめ防止応援サポーター」に登録した県民や事業者などの協力を得て、ポスターの掲示やチラシの配布といった啓発も実施。小中学校でも多くが強化月間中に啓発を実施するという。

木平教育長は会見で「生徒らの主体的な取り組みが広がり、生徒会やサークル活動では意見交換や議論の機会も設けられている。取り組みを自らの行動について考える機会にしてもらいたい」と述べた。