カード盗難被害相次ぐ、預金引き出される 津や桑名で高齢女性

三重県警の津、桑名の両署は23日、津、桑名両市の80代女性2人が警察官を名乗る男にキャッシュカードなどを盗まれたと発表した。それぞれの口座から約50万円が引き出され、両署は窃盗事件として調べている。

津署によると、津市の80代無職女性は21日午前11時ごろ、自宅を訪れた警察官を名乗る男に「口座が犯罪に使われている」と告げられ、指示に従って通帳4通とキャッシュカード3枚を手渡した。

男に封筒への押印を求められた女性がその場を離れた隙に、男が封筒をすり替えたとみられる。女性が県警本部に問い合わせて被害が発覚。市内のコンビニATMで同日中に約54万円が引き出されていた。

男は30代後半で身長170センチ台の中肉。黒のスーツ姿だった。女性は男が持っていた携帯電話で県警本部の警察官を名乗る人物と話したといい、同署は複数の人物が関与しているとみて調べている。

桑名署によると、桑名市内の80代女性会社役員も23日午後2時20分ごろ、自宅に来た「県警のシマダ」と名乗る男に同様の手口でキャッシュカードを盗まれ、口座からは約50万円が引き出された。