こんにゃくのマルフク食品が事業停止 帝国DB四日市支店発表

帝国データバンク四日市支店は23日、こんにゃく製品の製造を手掛けるマルフク食品(三重県四日市市滝川町)が事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったと発表した。負債総額は3月期末で約17億7100万円。

支店によると、同社は昭和23年創業の老舗。こんにゃくや加工製品などの製造を手掛け、中部地方のスーパーを主な取引先とした。平成22年3月期には約22億9000万円の年売上げ高を計上した。

一方、赤字決算を散発するなど収益面に課題があったほか、こんにゃくいもの収穫時期に仕入れ高が膨らむなどの季節変動も大きかった。過年度の設備投資を借入金で賄うなどして資金繰りに逼迫(ひっぱく)した。

昨年3月期には債務超過に転落。一部得意先との取引縮小で今年3月期の年売上高は約9億1300万円に落ち込んだ。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急融資も受けたが、資金繰りは改善しなかった。