離合山水図を初公開 松阪はにわ館で特別展

【はにわ館特別展「離合山水図に魅せられて」のチラシ】

【松阪】三重県松阪市外五曲町の市文化財センターはにわ館は24日から、同館第二展示室で特別展「離合山水図に魅せられて~松坂に集った画家たち 池大雅・青木夙夜・韓天寿~」を開催する。入館料200円、18歳以下無料。会期は12月6日まで。

離合山水図は広い裾野を持つ山を水辺とともに描いた3幅で構成し、1幅だけでも独立した絵になる。江戸時代後期の文人画に大きな影響を与えた清国の貿易商、伊孚九の第一の力作とされ、国指定重要文化財。

江戸店持ち松阪商人の長谷川家が入手し伝えてきた。同家から同市へ寄贈され、初公開する。

特別展では同市中町の継松寺が所蔵する文人画の大成者、池大雅の作品や、その弟子の青木夙夜が模写した「伊孚九 離合山水図」などを集め、松坂での画家や文人の交流を紹介する。10月24日午後1時半から学芸員が展示解説するミュージアムトークがある。

関連して11月7日午後1時半から、同市川井町の松阪図書館講座室で同市文化財保護審議会委員を務める山口泰弘三重大学教育学部教授を講師に講演会「伊孚九『離合山水図』と新たな絵画の胎動」(定員30人、無料)を開く。同8日には同センター第三ギャラリーでワークショップ「きみも墨絵にチャレンジ」(参加費300円)を開催。申し込みは同センター=電話0598(26)7330=へ。締め切りは10月31日。