療養児らにサプライズ花火 ボランティア団体、今月下旬に 三重

【鈴木知事(右)に子どもたちへのメッセージを依頼する寺際代表(左)=三重県庁で】

入院療養中の子どもらを支援するボランティア団体「スマイルカレンダープロジェクト」の寺際伸一代表(46)らは21日、県庁を訪れ、今月下旬に予告なしで打ち上げる「サプライズ花火」に向けて鈴木英敬知事に子どもらへの応援メッセージを依頼した。

寺際代表は平成23年に白血病で死去した長男・竜一さん=当時(15)=の遺志を継ぎ、翌24年から入院療養中の子どもらを支援。病院の小児病棟や児童養護施設にカレンダーなどを寄贈している。

三重大医学部付属病院の小児病棟では今年、新型コロナウイルス感染症の影響で夏祭りなどの行事を中止し、家族との面会も制限。寺際代表らは入院中の子どもらを元気付けようと花火の打ち上げを企画した。

インターネットなどを通じて打ち上げ費用の寄付を8月から募り、今月までに約110万円が集まった。今月下旬に230発を打ち上げる予定。病棟から出られない子どもには打ち上げの様子を動画で配信する。

寺際代表は「たくさんの方から寄付をもらい、花火が打ち上げられることになった」と説明。「小児病棟に展示するためのプレゼントにするので、花火玉の模擬玉にメッセージを書いてほしい」と依頼した。

鈴木知事は、子どもらにメッセージを贈ることを快諾。展示用の模擬玉に人気アニメ「鬼滅の刃」と絡めて「皆さんの笑顔がいっぱいになるように『全集中』で僕たちも頑張ります!」と記した。