朝日町に交番設置へ 三重県警本部長、県議会で表明

岡素彦三重県警本部長は22日の県議会全員協議会で来年度当初予算案の編成に向けた「基本的な考え方」を説明し、朝日町に交番を設置する方針を表明した。今後の予算編成で関連費用を要求する。

朝日町には駐在所があったが、朝日川越交番(川越町)に統合された平成17年以降はなくなった。町や地元選出の県議からは、町内の人口増などを踏まえて交番の設置を求める声が上がっていた。

県警は平成29年の県議会一般質問で、町内で犯罪件数が減少傾向にあることなどから「交番の設置は慎重な検討を要する」と答弁したが、今年3月の一般質問では「真摯(しんし)に議論したい」と答弁していた。

設置の時期は「現時点では未定」(県警本部)というが、一般的には交番の設計から供用開始までに2年ほどを要するとされる。県警は予算要求の段階で交番の設置先や面積などを決めたい考え。

一般質問などで交番の設置を要望してきた服部富男副議長は取材に「町や町議会と精力的に要望してきた結果、やっと動き出してもらえた。町民の安全と安心のため、早々に進めてほしい」と話した。