来年2月の大紀町長選 柏木町議が出馬表明 三重

【大紀町長選に出馬表明する柏木氏=松阪市役所で】

【度会郡】今年8月に亡くなった三重県の柏木廣文元大紀町長の息子で同町議の柏木昭久氏(65)=滝原=が22日、松阪市役所で会見し、任期満了(令和3年3月12日)に伴う2月23日告示、同28日投開票の町長選への出馬を表明した。柏木氏は「町政を根本から変えないといけないという強い思いから出馬を決意した」と意気込みを語った。

柏木氏は東洋大学経営学部を卒業後、平成21年3月の同町議選で初当選し、現在3期目。父の廣文氏は昭和51年10月から旧大宮町長を8期務め、平成17年の町村合併後の初代大紀町長として1期務めた。

柏木氏は、「人口減少と少子高齢化のスピードが他市町より速く、地域経済は長期的に低迷している。町民の声をまちづくりに反映させる仕組みもない」と課題を指摘。具体的政策として、福祉サービスの拠点となる健康福祉センターの設立や地区運営協議会の設置、獣害対策を兼ねた食肉加工処理センターや総合図書館の建設などを掲げた。

また錦地区で令和元年度から進められている防潮堤中堤防建設工事について、「莫大な費用に対しデメリットが大きい」と見直す必要性を強調。「町民と地域が主役のまちづくりが重要だが現在はワンマン体制にある」として谷口友見町長が進める現体制からの脱却を目指す考えを示した。

柏木氏は26日付で議員辞職願を提出する意向。町長選を巡っては、谷口町長の後継として元副町長の服部吉人氏(62)=大内山=が立候補を表明しており、選挙戦となる見込み。9月1日現在の選挙人名簿登録者数は7370人(男3449人、女3921人)。