三重県とANA 覚書を更新 新たに追加、包括連携協定に

鈴木英敬三重県知事は21日の定例記者会見で、県と航空大手のANAホールディングスが平成27年11月に締結した覚書を更新し、次世代の移動手段として開発が進められている「空飛ぶクルマ」などの実現に向けて協力する項目を新たに盛り込んだ包括連携協定に変更すると発表した。今月31日に津市羽所町のホテルグリーンパーク津で締結式を開く。

県は観光振興や食の販路拡大で地方創生を推進するため、同社と覚書を締結。来月15日に有効期限を迎える。同社は空飛ぶクルマや遠隔操作ロボット「アバター」など新しい産業分野に参入し、県は新しいビジネスモデルの社会実装に向けた環境整備に取り組んでいるため、更新に当たって新たな項目を盛り込む。

協定では、空飛ぶクルマなどの先端技術で社会課題を解決する「ソサエティー5.0」(超スマート社会)の実現に向けて協力する項目を新たに追加。県の観光振興や食の販路拡大などこれまでの覚書に盛り込まれていた項目の内容も引き継ぐ。

鈴木知事は、協定締結で「空飛ぶクルマの飛行ルート策定やアバターを活用したバーチャルツアーの実証実験などソサエティー5.0の分野で協力してもらいたい」と述べた。