伊勢ワーケーション事業 著名人ら130人 幅広い分やから参加者決まる 三重

【伊勢】三重県の鈴木健一伊勢市長は20日の定例会見で、新型コロナウイルス感染症関連の経済対策として募集していた「クリエイターズ・ワーケーション促進事業」に参加する92組130人の参加者を発表した。全国1271人の応募者の中から選考を経て、演出家の宮本亜門さんや歌手の相川七瀬さんら著名人の参加が決まった。

同事業はワーケーション需要の掘り起こしを狙いに全国から文化・芸術分野で活躍するプロクリエイターを市内に招き、11月2日―来年3月15日までの期間を市内宿泊施設で6―13泊滞在して創作活動に取り組んでもらう取り組み。

参加者には宿泊料(1泊上限2万5千円)の全額負担に加え、滞在支援金として1人当たり5万円と創作活動の場を提供。滞在終了後には滞在記を提出してもらい、インターネットコンテンツ配信サービス「note(ノート)」を通じて一般に公開し、観光PRにつなげるという。

同市観光誘客課によると、9月4日―10月9日にかけて参加を募集したところ、50組の枠に1271人の応募があったため、急遽枠を拡大。予算も1204万円から2468万円へと増額した。

著名性や話題性など観光PRに資するかどうかを総合的に判断したうえで、参加者を選考。俳優の松尾貴史さんや漫画家の折原みとさんなど、幅広い分野からの参加が決まったという。

鈴木健一市長は「大きな影響に驚いている。コロナ禍で発表の場が制限される中で取り組みに共感いただいたのでは」とし、「様々な伊勢を体感いただき制作の礎にされると共に、若手クリエイターの聖地になれば」と期待を込めた。