桑名市長選 倉本前県議が出馬表明 三重

【桑名市長選への立候補を表明する倉本前県議=市役所で】

【桑名】任期満了(12月18日)に伴う11月22日告示、同29日投開票される三重県の桑名市長選挙に、新人で前県議の倉本崇弘氏(44)が19日、無所属で立候補する意向を表明した。同市長選には伊藤徳宇市長(43)も3選を目指して出馬を表明しており、選挙戦になる見込み。

市役所で会見を開いた倉本氏は現市政の行政運営を「IRの調査に象徴される思いつきのような政策が目立つ。地元の合意を取らないまま県に調査の要望を出した」と批判した。また、桑員河川漁協組合長の恐喝未遂事件に触れ、市の公金支出について再調査する考えを表明。市の行政指導が事件につながったことも指摘し、指導のあり方を改める考えを示した。

政策では、かつて市内各地にあった地区市民センターの復活を掲げ「住民版の議会を作り、地区ごとの予算規模を現状の数100万円から数億円規模にすることで地域性に合わせた予算の執行を目指す」と語った。

倉本氏は東京経済大卒。合併前の平成15年と合併後の翌16年の桑名市長選に出馬し、落選した。18年から同市議を2期務めた。27年の県議選では桑名市・桑名郡選挙区から立候補し、初当選。2期目の途中で辞職し、市長選には3度目の出馬になる。