ヴィアティン三重、上位目指し練習 Vリーグ開幕、24日に初戦

【Vリーグ2部男子開幕に向け熱のこもった練習を行うヴィアティン三重の選手ら=8日、四日市市内で】

バレーボールのVリーグ2020―21シーズンが17日、開幕した。男子2部は2季目のヴィアティン三重を含む11チームが来年3月まで2回戦総当たりし、上位2チームがV1チームとの入れ替え戦に臨む。来年秋の三重国体後のV1昇格を目標に掲げるヴィアティン三重は3位以内を目指して24日、アウエーで昨季2位のヴォレアス北海道とぶつかる開幕戦に向け練習に励んでいる。

V2初参戦から3位以内の上位を目指して尻上がりに順位を上げたが、年明けからの新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年2月時点で試合が打ち切られ最終順位は6位だった。

チーム創設時から主将を務め、昨季限りで現役を引退した田中一彰現シニアマネジャーの後を継いだウイングスパイカーの落合一輝主将は「悔しい思いをしたし、そこで引退した選手もいる。もう一度3位以内の目標を掲げて昨年の分もチーム全員で躍動するシーズンにしたい」。

新型コロナの影響は春以降も続いた。6月、パス交換などの基本的な練習からようやく活動を再開。コンビ練習、紅白戦を経て9月から対外試合を伴う実戦形式の練習にも取り組んでいる。

練習中は現役看護師のリベロ米村尊の指導でコロナ対策を細部まで工夫している。練習参加者の検温記録はデータベース化して一括管理。練習球の消毒、水分補給前の手指消毒など基本的な感染対策にも細心の注意を払っている。

制約の多い中で守備練習に時間を割き、粘りのバレーに磨きをかけた。東海大でリベロとして活躍した外崎航平、サーブレシーブを得意とする青山学院大出のアウトサイドヒッター安田瑛亮の新戦力2人も守備的な選手だ。

落合主将は「どの選手がコートに立ってもチームとして最大限のパフォーマンスが出来ることが今年のチームの強み」と手応えを語り「試合の起爆剤となれるよう僕自身も頑張る」と意気込む。

ホーム開幕戦は12月19日。今年オープンした四日市総合体育館での大同特殊鋼戦で、収容制限の50パーセント程度ながら有観客での試合を予定している。声出し応援の禁止など制約もあるが、亀田吉彦監督は「男子バレーの高さ、スピード、迫力ある音を感じに会場に足を運んでほしい。自分たちも観客が入ると力になる」と来場を呼び掛けている。