稲わらでペンギン制作 鈴鹿の地域づくり協議会、来月3日にお披露目

【編んだわら束を骨組みに貼付けていく参加者ら=鈴鹿市深溝町の深溝ライスセンター敷地内で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市深溝町、追分町、三畑町の3地区による深伊沢地域づくり協議会(名村一宏会長)は、同市深溝町の深溝ライスセンター敷地内で、刈り取った稲わらを使った「わらアート」で、高さ約4メートルのペンギン制作に取り組んでいる。11月3日に完成作品のお披露目会があり、展示期間は来年4月頃までの予定。

わらアートは木材と竹で作った骨格に、稲わらを組み込んで作る造形物。

同協議会は今年から4年間の計画で、地域づくりの一環として、わらアート制作に取り組む。

使用するわらは、4月に「深溝水土里を守る会」と共催で地元の休耕田約90ヘクタールに苗を植えて育てた。8月に刈り取った稲を乾燥させ、そのうち15ヘクタール分のわらを活用する。

今年のデザインは、地区内の小中学生から作品を募集。約30点の応募があり、市立鈴西小6年の小屋口朱々さんの作品が選ばれた。

制作作業は9月中旬から始まり、17日は子どもから高齢者まで約35人が参加。一つかみ分ごとに束ねたわらを手作りのわら編み機でシート状につなげる作業や、編んだわら束を骨組みに貼付けていく作業などをした。

名村会長(77)は「地域住民がアイデアを出して協力し合い、交流を深めながら作業を進めてきた。完成を楽しみにしてほしい」と話していた。