全国中学生陸上競技大会 女子砲丸投げ・坂山 「日本一」の練習量でV目指す

【女子砲丸投げで中学日本一を目指す坂山成(多気)】

18日の全国中学生陸上競技大会女子砲丸投げに登場する坂山成(さかやま・なりか)=多気中3年=は参加資格記録14メートル62が出場予定選手28人中トップ。身長157センチと小柄だが、柔道で培ったバランス感覚と「日本一」の練習量で中学ナンバーワンの座を目指す。

小学時代は柔道に打ち込んだ。姉の影響で小2から柔道を始め全国大会に出場したことも。故障でけいこを休んでいた時、父の親戚で、宇治山田商業高校時代男子砲丸投げで全国制覇した南幸裕・稲生高校教諭の手ほどきで投てきを体験し、陸上競技に関心を持った。

多気中入学後は陸上競技部に入部。練習量の多い同校で上位を争う練習熱心さで短期間で記録を伸ばした。昨年夏の全日本中学校陸上競技選手権(全中)で2年ながら4位で全国初入賞。優勝を目指した今年夏の全中がコロナ禍で中止が決まった4月は「めちゃめちゃ悔しくて泣いた」。練習再開後もなかなか記録が伸びなかった。

全中の代替試合の位置づけの全国中学生大会開催が発表された7月以降、徐々に調子が上向きだし、今月の競技会で今季ベスト記録の14メートル44をマーク。各都道府県の指定大会に出場した中学生の記録をまとめたアシックスチャレンジカップでいち早く日本一に輝いた。

全国中学生大会には優勝候補筆頭として臨むが「プレッシャーに感じないようにしたい」。「大会を楽しみたい。(自己新記録の)15メートル台を目指して、日本一になる」と闘志を秘める。