多気町 エネルギーを考える会 再生エネ発電を見学 木質バイオマスなど 三重

【発電に使用する木材チップの説明を受ける参加者ら=多気バイオパワーにて】

「21世紀のエネルギーを考える会・みえ」(小林長久会長)は16日、第9回「エネルギーを考える社会見学・多気」を開催し、三重県内から応募した18人が参加した。

同会の事業方針に掲げる低炭素社会の実現に向け、再生可能エネルギーの活用、拡大をテーマに、太陽光やバイオマス、風力、水力の発電を見学した。

多気町にある中部プラントサービスの木質バイオマス発電所「多気バイオパワー」では燃料の木材チップの受け入れと貯蔵の設備やボイラー、発電設備を見てバイオマス発電の仕組みを学んだ。

見学後、再生可能エネルギーの特長である「枯渇しない」「発電時に二酸化炭素を排出しない」を再認識するとともに、太陽光発電や風力発電のように「天候に左右され安定した発電ができない」課題も理解できたとの感想が聞かれた。

松阪市から参加した村田隼人さんは「自分の住んでいる町の近くで普段見ないようなところを見学できて参加して良かった。木質バイオマス発電は環境に優しい発電の他、林業を支える点でもメリットがある。次の林業の担い手を育てていくことも課題のひとつではないか」と話した。