
【熊野】三重県熊野市の西山地区地域まちづくり協議会の4人は15日、同市紀和町赤木に自生するクマノザクラ周辺の景観整備に取り組んだ。
クマノザクラは平成30年に約百年ぶりに新種と発表された。淡いピンク色の花を咲かせる。同市紀和町に数多く自生している。
同市はクマノザクラを「市の花木」に追加することを検討しており、市民アンケートを踏まえ、11月1日に発表する見通し。
同協議会は「訪れる人にきれいに見てもらいたい」と、山主の許可を得て、クマノザクラ周辺の雑木をチェーンソーを使って伐採した。
福岡淳史会長(77)は「クマノザクラが市の花木に指定されるとうれしい。たくさんの方に見に来てもらいたい」と話していた。