新型ウイルス 三重県職員が初の感染 津の医療センター医師 奈良在住

三重県は15日、県立こころの医療センター(津市城山一丁目)の20代男性医師が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県職員の感染判明は初めて。病院事業庁は「院内での感染拡大はない」としている。

県によると、男性医師は13日に発熱や倦怠感などの症状があり、14日に受けた検査で陽性と判明。先月25日と今月8日に同居家族の濃厚接触者に特定されたが、当時の検査結果はいずれも陰性だった。

家族の感染判明を受けて先月25日以降は自宅待機していたことから、県は「院内での濃厚接触者はいない」としている。自宅待機以前に院内で共に飲食をするなどした同僚ら4人の検査結果は陰性だった。

男性医師は奈良県橿原市に居住し、公共交通機関や自家用車でセンターに通勤していた。奈良県で陽性が判明したため、三重県内の感染者には計上されない。感染判明後は奈良県内の医療機関に入院している。

センターは通常通り診療を続ける方針。センターを運営する病院事業庁は「センターの利用者や関係者には心配をかけることになるが、院内の感染防止対策に努めているので安心してもらいたい」としている。

また、県内では15日、新型コロナウイルス感染者の発表はなかった。新たな感染者の発表がないのは2日ぶり。県内の感染者は延べ544人、今月に入ってからは既に35人の感染が発表されている。