ホクトが多気町に新工場 キノコ生産最大手 来年1月に着工へ 三重

【立地協定書に署名した(左から)鈴木知事、水野社長、久保町長=三重県庁で】

キノコ生産最大手のホクト(長野市)は14日、三重県多気町の工業団地「多気クリスタルタウン」に新工場「三重きのこセンター」(仮称)を建設するため、町と立地協定を締結した。マイタケとブナシメジを生産する計画で、来年1月に着工予定。関西や東海3県での営業を強化する狙い。同社では21拠点目で、33番目の工場となる。同工業団地への進出は7社目で9割が埋まった。

同社は約100億円を投資し、約3万3千平方メートルの敷地に鉄骨造り2階建ての工場2棟、延べ床面積約3万5千平方メートルを建設する。マイタケは来年10月、ブナシメジは同12月から収穫を始め、年間各約3千トンを生産する。約150人の雇用が生まれる予定。

立地協定書の締結式が県庁であり、水野雅義社長が「関西から東海地方にかけてもっと新鮮なキノコを届けるため、1年前からいろいろな地域で調査をした結果、土地の大きさや皆さんの熱意などが相まって、多気町への進出を決めた」とあいさつを述べた。

久保行央町長は「工業用水がきれいで、豊かな自然環境があり、素晴らしいものができると確信している」と期待感を示した。立会人の鈴木英敬知事は「コロナ禍で雇用がなかなか戻っていない中、貴重な地元の人が働く場を提供していただいた」と感謝した。