カラスミ、天日干し 尾鷲の鮮魚店、来月から全国へ 三重

【天日干しされたカラスミが屋上にずらりと並んでいる=尾鷲市中井町のはし佐商店で】

【尾鷲】高級珍味の「カラスミ」作りが、三重県尾鷲市中井町の鮮魚店「はし佐商店」で始まった。屋上には約600本のカラスミが並べられ、従業員がひっくり返す作業に追われている。

ボラの卵巣を塩漬けして天日干しする。はし佐商店では5日から干し始め、べっこう色に染まるまで、2時間おきに1日6回、裏返す作業を2―3週間続ける。

贈答用として用いられ、価格は1腹8千―1万円が人気。常連客も多く、8月下旬から注文が入ってくるという。11月半ばから全国に出荷する予定。

はし佐商店の橋本喜方(よしほ)さん(53)は「去年は台風で作業が1カ月ほど遅れたので、いい天気が続いてほしい」と話している。