台風14号 紀宝町浅里の土砂崩れ視察 知事「早急に対策」 三重

【県熊野農林事務所の職員から、崩落現場の説明を受ける鈴木知事(左)=紀宝町浅里で】

【南牟婁郡】鈴木英敬三重県知事は12日、台風14号による大雨の影響で土砂崩れが発生した紀宝町浅里を視察した。

浅里地区では、幅140メートル、高さ200メートルにわたって土砂崩れが発生し、近くの県道小船紀宝線をふさいだ。人的被害はなかった。

現場では、県熊野農林事務所の職員が平成29年の台風から、山腹にある町道や林道に亀裂ができるなど地滑りの兆候があったため、地質調査を5月から開始したことや、県道の迂回路を9月に開通したことなどを説明した。住民からは「生活道路なので、できるだけ早く復旧してもらいたい」などと要望があった。

鈴木知事は「大規模な崩落で、住民の皆さんは不安な思いをしている。これ以上崩落が起きると生活に大きな影響が出るので、専門家に意見を聞いて、早急に対策をとっていきたい」と話した。

近くには「飛雪の滝キャンプ場」があることから、鈴木知事は「観光客の行き来が円滑にできるような支援を検討していきたい」と述べた。