バレーVリーグ1部・東レに難波が来季加入 四日市工高出身 三重

【難波尭弘(天理大)】

バレーボールVリーグ男子1部の東レ・アローズ(静岡県三島市)に来季新加入する身長198センチのミドルブロッカー、難波尭弘(22)=奈良・天理大4年=は、三重県立四日市工業高校からバレーボールを始めた。高校からのスタートで国内最高峰リーグ入りを決め「周りにレールを敷いてもらってここまで来られた。関わってくれた人たちに結果で恩返しを」と誓う。

中学まで硬式野球をしておりバレーボールとの出会いは四日市工入学後。当時バレーボール部顧問を務めていた加藤雅規・現三重県バレーボール協会特別理事の勧誘がきっかけだった。初心者レベルからのスタートだったが非凡な運動能力で県内ではすぐ知られた存在となった。

四日市工単独で全国大会に出場する夢は叶わなかったが少年男子県選抜チームの活動を通じて経験を積んだ。高3の2016年岩手国体では当時海星高校2年の西田有志=現ジェイテクト=と県選抜の主力を担い全国ベスト16進出。全国高校選抜にも選ばれ、3年夏のタイ・バンコク遠征にも派遣された。

関西大学リーグ1部の天理大進学後は1年春から公式戦に出場する機会に恵まれた。筋力トレーニングも始めて高校時代から約8キロの増量に成功し「スパイクの重さ、スピードが増した」。U―23(23歳以下)代表、ユニバーシアード代表などの候補合宿にもほぼ毎年招集されて全国レベルを肌で感じることができた。

東レ・アローズは現役日本代表ミドルブロッカーの高橋健太郎(25)、李博(29)両選手を擁する。レベルの高い環境で自分を磨き「5年以内にレギュラーが取れたら」。トレーニングにもさらに力を入れる。現在345センチの最高到達点も「もっと伸ばせる。目標は360センチ」と意気込んでいる。