新型ウイルス 新たに看護師3人感染 三重

三重県は7日、四日市市の20代女性看護師2人と鈴鹿市の40代男性看護師が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性看護師は退院後の再検査で陽性と判明。感染者は延べ535人となった。

四日市市によると、女性看護師2人は市立四日市病院(同市芝田二丁目)で勤務していた。うち1人は先月30日に味覚と嗅覚に異常があり、今月5日に受けた検査で陽性と判明。現在もせきなどがある。

もう1人は先月28―30日まで、都内の友人宅を訪問していた。この友人から「感染者の濃厚接触者に特定された」との連絡があり、今月6日に検査を受けたところ陽性と判明。症状はないという。

市は2人と同じ入院病棟で勤務する看護師3人を濃厚接触者に特定した。院内の検査対象者は、最大で200人に上る可能性があるという。県はクラスター対策グループの職員3人を市保健所に派遣した。

同病院は、2人が勤務していた病棟の入退院を当面の間は取りやめるが、一部の診療科を除く外来や救急は通常通り実施する方針。「保健所の指示に基づき、院内感染の防止に万全を期す」としている。

鈴鹿市の男性看護師は、クラスター(感染者集団)の発生が確認されていた鈴鹿厚生病院(同市岸岡町)で勤務していた。先月10日に感染が判明し、県内の医療機関で入院。21日に退院していた。

一方、10月1日に頭痛や倦怠(けんたい)感があり、5日に再び検査を受けて陽性と判明。現在もせきなどがある。退院後は職場復帰せずに自宅待機していたといい、県は体内に残ったウイルスによる再燃とみている。