新姫、収穫始まる 熊野特産かんきつ ジュース、ポン酢に搾って料理にも 三重

【収穫を待つ新姫=熊野市紀和町で】

【熊野】三重県熊野市特産の香酸かんきつ「新姫(にいひめ)」の収穫が7日、同市紀和町の同市ふるさと振興公社の畑で始まった。

新姫はニホンタチバナと温州ミカンが自然交配してできたとされる。爽やかな香りと酸味が特徴。市内では現在、22軒が生産しており、収穫量は26トンを見込んでいる。

新姫独特の香りが漂う畑では、従業員5人が、直径3センチほどに実った新姫をはさみで一つず摘み取る作業に追われていた。収穫は11月下旬ごろまで続く。

公社によると、8割ほどが果汁を使用してジュースやポン酢、キャンディーなどに加工される。生果は10日から、同市の鬼ケ城センターや道の駅「熊野・板屋九郎兵衛の里」などで販売する。

担当の今西孝典さん(48)は「香りも酸味も良く、果汁もしっかり出る。焼き魚や天ぷらなどに新姫を搾って食べるのもおすすめ」と話していた。