三重大 大学院工学科の研究紹介 12月まで6回 オンラインで

【オンラインでの研究紹介に臨む今西副学長(左)、池浦科長(中)ら=四日市市鵜の森一丁目の三重大学北勢サテライトで】

三重大学大学院工学研究科(三重県津市、池浦良淳科長)は10―12月、6回にわたって研究紹介を実施する。同研究科は昨年、同大学が新たに開設した北勢サテライト(四日市市、サテライト長=今西誠之副学長)を会場に5専攻の研究紹介を実施したが、コロナ禍の今回は「地域の課題解決に向けて研究成果の地域還元を考える」をテーマに、アプリ「Zoom」を使ってオンラインで実施。「みんな見せます・工学研究科」と題し、機械工学▽建築学▽情報工学▽電気電子工学▽分子素材工学―の5専攻紹介と新技術説明を実施する。

7日は同大学と同サテライトを拠点に、機械工学専攻(稲葉忠司専攻長)の研究紹介が行われ、量子応用工学▽知能ロボティクス▽人間支援システム▽材料機能設計▽集積加工システム▽エネルギー環境工学▽熱エネルギーシステム▽流動制御▽生体システム工学―の9研究室が参加。県内の企業関係者約70人を含む参加者約百人が視聴する中、「全体像が見えない大学の活動について少しでも理解を深めてもらう」との企画主旨にのっとり、各研究室の講師9人が1人あたり約8分の持ち時間の中で、活動について熱心に講演した。

講演に先立ち、今西副学長が「企業との産学連携、リカレント教育、学生・若手教員の養成が北勢サテライトの役割」と紹介し、池浦科長、稲葉専攻長があいさつ。池浦科長は「オンラインのメリットを生かして配信地区を県全域、全国へと広げていく。研究紹介の範囲も三重大学全学の規模に広げていく」などと語った。講演後には意見交換会が行われ、参加者は興味を持った講師の各サイトにアクセスし、質疑応答や技術相談を行った。