鈴鹿 伊勢型紙の若手職人、取り組みや抱負語る 市役所訪問 三重

【伊勢型紙若手彫刻師の(左から)西岡さん、那須さん、宮﨑さん=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市の伝統工芸伊勢型紙の職人として活動する30代の若手彫刻師3人が6日、同市役所を訪問。末松則子市長に現在の取り組みや今後の抱負などを語った。

来庁したのは伊勢型紙彫刻組合の那須恵子さん(38)=同市岸岡町=、西岡芳徳さん(31)=同市岡田町=、伊勢形紙協同組合の宮﨑なつみさん(32)=同市住吉三丁目=。

那須さんは岐阜市出身。10年前から始め、平成28年に独立。来年度版の三重県民手帳の表紙カバーのデザインや制作をした。

西岡さんは伊勢市出身。3年前から始め、今年独立。伊勢型紙を使ったQRコードの再現など、独自の創作活動に取り組む。

宮﨑さんは7年前から始め、令和元年に独立。職人活動の傍ら、都市圏でのワークショップなどを展開する。

3人はそれぞれの作品を持参し、末松市長に活動内容などを説明。

那須さんが代表で「まずは技術が大事だが、若手が出来ることとして、伊勢型紙を多くの人に知ってもらえるよう情報発信していきたい」と話した。

末松市長は「今までの伝統にとらわれず、なおかつ技術の大切さにこだわりながら、いろんな場所で羽ばたいて。応援している」と激励した。