水原さん出演映画をアピール 「フェアウェル」 全国公開に合わせ、三重県庁訪問

【映画「フェアウェル」をアピールする水原さん(左)=三重県庁で】

全米で大ヒットした映画「フェアウェル」でハリウッドデビューを果たした三重県桑名市の女優水原碧衣さんが6日、全国公開に合わせて県庁を訪れ、鈴木英敬知事に「重いテーマながらコメディータッチに仕上がっているのでいろんな人に見てほしい」とアピールした。

水原さんは岐阜県出身。幼少期には8年間中国で過ごし、高校卒業後に実家が桑名市に移った。京都大法卒。早大法科大学院休学中に世界有数の映画関係専門学校とされる北京電影学院演技科で1年間学び、首席で卒業。中国を拠点に女優や声優として活躍する。

フェアウェルは、主人公が病の告知で葛藤する物語。余命わずかな祖母に会うためにうその結婚式を口実に米国から中国へ帰郷する。水原さんは主人公のいとこの花嫁役で出演した。2日から全国で公開が始まり、県内ではイオンシネマ桑名と進富座で上映される。

水原さんは「重く思われがちだが、コメディータッチに仕上がっている。笑って笑って、気がついたらほろりとさせられる」と映画を紹介。自身のハリウッドデビューに「ハリウッド映画が大好きだった。自分が出られると思わなかった」と語った。

鈴木知事は「演技で夢や希望を伝える女優や俳優の中でも、トップクラスの表現力や志が必要なハリウッドで活躍している人が三重県にゆかりがあることはうれしい。世界に向けた三重県の魅力発信に力添えをいただければと思う」と述べた。