あおり運転、県内初の摘発 鳥羽署など 50歳男を書類送検 三重

【志摩】路線バスに対してパッシングを繰り返すなどあおり運転で走行を妨害したとして、三重県の鳥羽署と県警交通指導課は5日、道交法違反(妨害運転)の疑いで、志摩市志摩町、無職男(50)を書類送検した。あおり運転に罰則規定を設けた改正道交法を適用した摘発事例としては県内初という。

送検容疑は7月1日午後8時ごろ、志摩市志摩町越賀の市道から国道260号線まで約2・6キロにわたり、普通乗用車で同市大王町の会社員男性(37)が運転する路線バスの後方からパッシングやクラクションを鳴らすなどの行為を繰り返したうえ、前方をふさいで停車させるなどして走行を妨害した疑い。

同署によると、男性が一一〇番し、バスに設置されていたドライブレコーダーの映像などから容疑を特定した。直前に幅員の狭い道路を対向しようと道を譲った際に、会釈など礼をされなかったことに腹を立てたとして「文句を言いたかった」と容疑を認めている。

改正道交法では、あおり運転に対して3―5年以下の懲役、または50―100万円以下の罰金が科せられるほか、運転免許の取消しも盛り込まれている。