コロナ禍の都内学生を支援 活動学生、知事と意見交換 三重

鈴木英敬三重県知事は4日、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた都内の学生を支援した県内の学生らとウェブ会議で意見交換した。学生らは「三重と東京の学生がつながりを持てて良かった」と振り返り、鈴木知事は学生らによる交流の継続に期待した。

県によると、学生らは「まごころお届け三重プロジェクト」と題したボランティア活動を展開。企業の協賛で確保した米や海産物などを、コロナ禍で県内に帰省できない都内の学生ら約200人に送った。

意見交換は、開設7周年を迎えた首都圏営業拠点「三重テラス」で開かれている感謝祭の一環。プロジェクトを発案した皇學館大4年の車冉さんと田中南帆さんや活動に協力した学生ら9人が参加した。

この日、車さんと田中さんは「東京と三重の学生がつながりを持つことができて良かった」と振り返った上で「東京で暮らしている県出身の人たちも地元を忘れない場所があれば良いと思う」と語った。

支援を受けた県出身の学生らは「三重の人たちの温かさをあらためて感じることができた」「新型コロナへの不安で気分が沈んでいたけど、三重からの贈り物をもらって頑張ることができた」と語った。

三重テラスでアルバイトをしている学生は「お盆に帰省できなかったけど、同じ境遇のお客さんと話せて良かった」と語る一方、別の学生は「地元には帰省してほしくないという声もある」と指摘した。

鈴木知事は支援に当たった学生をたたえた上で、都内の学生らには「故郷に帰れずに不安な時間を過ごしたことと思うが、今回のつながりを機に、しんどいときも互いに支え合ってほしい」と激励した。