ヤマトタケルの人物像に迫る 亀山市歴史博物館で講演会、日本書紀に基づき 三重

【日本書紀に基づきヤマトタケルを解説する遠藤教授=亀山市若山町の市社会福祉センターで】

【亀山】三重県の亀山市歴史博物館(小林秀樹館長)は3日、同市若山町の市社会福祉センターで「はるかなるヤマトタケル・写本と講義からみる日本書紀」と題して講演会を開き、市内外から40人が参加した。

同館で開催中の企画展「日本書紀編さん1300年ヤマトタケル-その愛と死-」の関連事業の一環。日本古代史が専門の遠藤慶太皇學館大文学部教授が講師を務め、日本書紀に基づき「ヤマトタケル」について講演した。

遠藤教授は「日本書紀と古事記の写本からは『ヤマトタケル』の人物像が若干異なってはいるが、自分の頭の中で想像することこそ、古代史のロマンです」と促した。

四日市市在住の50代の女性は「四日市の釆女町には、ヤマトタケルが倭(やまと)への帰路に苦労して歩いたという由来の地名『杖衝坂』がいまも残っており、ヤマトタケルを深く知りたくて参加した。歴史をひもとくことは楽しい」と話していた。