蓮台寺柿の出荷最盛期 伊勢、柔らかく甘い秋の味覚 三重

【出荷の最盛を迎えた特産の蓮台寺柿=伊勢市藤里町のJA伊勢蓮台寺柿共同選果場で】

【伊勢】三重県伊勢市の天然記念物「蓮台寺柿」の出荷が最盛期を迎えている。

伊勢で約400年前から栽培される蓮台寺柿は、果肉が柔らかで、糖度が高くまろやかな甘さが特徴。渋柿のため、収穫後に炭酸ガスで一昼夜かけて渋抜きする。

同市藤里町のJA伊勢蓮台寺柿共同選果場には、農家から渋抜きした柿が次々と運び込まれ、地元の女性らが、大きさや傷を確かめて選別している。11月中旬までに、例年を少し上回る約200トンが出荷される見込みで、県南部を中心としたスーパーなどで販売される。全国発送も受け付けている。

JA伊勢蓮台寺柿部会の大西信孝副部会長(71)は「今年は台風がなかったので実に傷が少なく、糖度も十分。伊勢にしかない特別な秋の味覚を、ぜひ味わってほしい」と話していた。