全国高校ラグビー三重県大会 あす開幕 松阪、7年ぶり単独出場

【開幕戦に向けて熱のこもった練習を続ける松阪高校ラグビー部の選手ら=松阪市内の同校で】

4日に開幕するラグビーの第100回全国高校大会三重県大会で松阪高校は第93回大会以来の単独チームで臨む。第92回大会以来の勝ち星目指し、鈴鹿高専と対戦する。

第94回大会以降、15人の部員がそろわず合同チームで出場してきたが歴代部員らが地道に勧誘を続けてきた。この春、1年生部員14人の獲得に成功し、7年ぶりの単独出場のめどが立った。

コロナ禍でビラ手渡しこそ自粛したが、2、3年生らの熱意あふれる勧誘が奏功した。ワールドカップ2019年日本大会にともなうラグビー熱も追い風にした。

全員が高校からラグビーを始めた。ラグビー部の先輩で、県大会8連覇中の強豪、朝明のコーチなど経て昨年母校の監督に就任した福森翼教諭(31)らの指導で、基本的なスキルを磨いてきた。

3年生は受験準備で一線を退き、大会には2年生を中心としたメンバーで挑む。他校に比べると若い布陣だが、福森教諭は「バックスに速い子が何人かいるのでその強みを生かした試合ができれば」と話す。

校内グラウンドは他の運動部と共有のため、コートの約4分の1程度の広さだが、部員が増えたことで練習のバリエーションも増えた。「(皆が)声を出してくれるので雰囲気が良い」と普段の練習に手応えを示す2年生センターの片岡来琉主将は「走りきって、初戦を勝ちきりたい」と意気込む。