平日の消防団サポート 度会町で「機能別分団」 町職員で結成、町長激励 三重

【度会町の若手職員で構成された消防団の機能別分団=同町役場で】

【度会郡】三重県の度会町消防団は本年度から、平日日中の消防団をサポートするため、町職員6人で構成する「機能別分団」を県内で初めて結成した。今後の災害対応に向けて職員らの士気高揚を図ろうと1日、度会町役場で関係者ら約15人が出席し、激励会が開かれた。

同消防団では4月1日から条例定数(158人)を7人増員し、総務課の奥健太さん、中村公洋さん、産業振興課の縄手智洋さん、田畑諒さん、建設水道課の玉村憲也さん、税務住民課の弓場翔太さんによる同分団を新たに組織化した。

20―30代の職員6人は活動を平日午前8時半―午後5時15分と限定し、団員が手薄となる時間帯をカバーする。今後は団員と同等の訓練を受け、ポンプの操作や心肺蘇生法など技術や知識の習得に励む。

同消防団の小岸仁実団長は「消防団活動は常に危険と隣り合わせにある。今後の活動でもまずは自身の安全を確保し、消火や被災者の支援を行ってほしい」、中村忠彦町長は「消防団、自主防災会と行政のパイプ役になってもらい、顔の見える関係を築くことで住民に寄り添った防災体制の構築に尽力してもらいたい」と激励した。

田畑さんは「役場職員と消防団員の2つの役割を持つことになるが自分のできることを精いっぱいやっていきたい」と話した。