鳥羽 「答志島トロさわら」宣言 厳しい基準でブランド化 三重

【答志島トロさわら宣言を出す(左から)寺田観光協会長、永富組合長、中村市長=鳥羽商工会議所で】

【鳥羽】三重県鳥羽市の答志島近海で水揚げされるさわらが旬を迎え、同市と「漁業と観光の連携促進協議会」(会長・寺田順三郎同市観光協会長)は1日、地域ブランドとして定着化を進めている「答志島トロさわら」が厳しい基準を満たしたことを宣言した。来年1月末まで全国に出荷される。

市や観光協会、鳥羽磯部漁協による同協議会は、答志島と菅島の近海で水揚げされるさわらのうち、一本釣りに限る▽大銘柄(重さ2・1キロ―4・0キロ)▽脂肪含有量が10%以上▽傷ややせ、変形、変色のない個体―の条件を満たした個体を「答志島トロさわら」としてブランド化を図ってきた。

昨年は一本釣りしたさわら全体のうち13・7%に当たる1万2339本(30トン)が同ブランドとして出荷された。今年度からは全個体を対象に脂肪含有量の測定を取り入れ、漁業者に水揚げ方法を定めたマニュアルの徹底を促し、ブランドとしての品質向上を図ったという。

同市大明東町の鳥羽商工会議所で寺田会長と鳥羽磯部漁協の永富洋一組合長、中村欣一郎市長が宣言。寺田会長は「徐々に認知度を上げて伊勢エビやアワビを超えるブランド品となれば」と話していた。