亀山同居男児虐待 傷害致死罪で男を起訴 津地検 三重

同居するブラジル人男児=当時(5つ)=を殴るなどし、死亡させたとして、津地検は30日、三重県鈴鹿市竹野、メキシコ人の建設作業員ワタナベ・ゲバラ・アレハンドロ容疑者(42)=傷害罪などで起訴、公判中=を傷害致死の罪で追起訴した。地検は認否を明らかにしていない。

起訴状などによると、ワタナベ被告は昨年10月12日ごろから13日ごろまでの間、当時住んでいた亀山市本町のアパートで、知人から預かっていたチアゴ・ファン・パブロ・ハシモト君の顔を平手で数回たたいたり、押し倒して後頭部を床に打ち付けさせたりし、同月28日、津市内の病院で外傷性脳障害で死亡させたとされる。

地検はこれまでに、チアゴ君の尻に熱したフライ返しを押し付け、やけどを負わせたとして、傷害罪でワタナベ被告を起訴。ワタナベ被告は男児の兄(10)に対する暴行罪でも起訴されている。兄弟はワタナベ被告の知人の息子で、昨年1月ごろ、ワタナベ被告が預かった。

一方、地検は同日、傷害致死事件の共犯として書類送検されていたワタナベ被告の内縁の妻(39)=チアゴ君への暴行罪で懲役1年、執行猶予3年の有罪判決確定=を不起訴処分とした。地検は理由を明らかにしていない。