「久居アルスプラザ」開業祝う 津市の文化複合施設 あすから 三重

【10月1日に開業する「久居アルスプラザ」=津市久居東鷹跡町で】

【津】三重県津市久居東鷹跡町に完成した文化複合施設「久居アルスプラザ」で29日、開業を祝う式典があった。市は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、当初予定していた6月6日から開業を約4カ月延期していた。10月1日に開業する。

市は57億円を投じて旧久居市役所跡地など約1・3ヘクタールの敷地に鉄骨一部鉄筋コンクリート造りの3階建て、延べ床面積約6千平方メートルの施設を建設。平成30年4月に着工した。今年2月末に完成したものの、新型コロナの感染拡大で開業を見送っていた。

施設の核となるホールには客席が720席あり、前方の座席を取り外すことでオーケストラピットや前舞台に転換できる。小規模なコンサートなどに活用できる多目的室や3部屋に仕切ることのできる展示室、楽器の練習に使える防音室も設けている。

ホール内で開かれた式典には、地元自治会長や同市選出の県議、市議ら約110人が出席。前葉泰幸市長が「久居命名350年の節目の年にオープンさせることができた。令和時代の最先端を行く文化芸術活動の拠点として華やかに歩みを始める」と式辞を述べた。

鈴木英敬知事は来賓あいさつで「来年に三重とこわか国体・三重とこわか大会を開催する折には文化プログラムを行う。その一大拠点となる久居アルスプラザがこのタイミングでオープンしたのは、国体に大きく花を添える原動力となる」と語った。

前葉市長と鈴木知事、市議会の加藤美江子議長の3人が開業を祝ってテープカット。市内の7社から寄贈されたどんちょうを披露した。前葉市長が演台や液晶テレビなどの備品を寄付した5団体の代表者に感謝状を贈った。