志摩 伊勢茶で紅茶を開発 香り高く、JAが新規商品 三重

【伊勢志摩紅茶を紹介する竹内さん=志摩市阿児町鵜方のJA伊勢鳥羽志摩経済センターで】

【志摩】JA伊勢はこのほど、三重県産伊勢茶を使った新商品「伊勢志摩紅茶」を開発し、鳥羽市の鳥羽マルシェなどで販売を始めている。ティーバッグ(2・5グラム)5袋入りで、680円(税込み)。

同JA管内は伊勢茶の産地として知られているが、新型コロナウイルスの影響でお茶の売り上げが落ち込んでいることを受け、かつて志摩市で盛んに生産されていた「鵜方紅茶」の産地復活に取り組む、同JA鳥羽志摩経済センター営農振興グループが、鵜方紅茶の製造ノウハウを生かした新商品開発を企画した。

度会町などで収穫した「やぶきた」の二番茶の芽を使い、同グループの竹内大登さん(28)ら3人がJA阿児茶加工場で、味や風味が良くなるように慎重に加工作業を実施。完成した紅茶は香りが高く甘すぎずほどよい渋みで、本格的な味に仕上がったという。

パッケージもレトロ調のデザインに真珠のアコヤガイをあしらい、伊勢志摩らしさを出した。今後は生産量を増やし、紅茶を使ったお菓子も開発する予定。

竹内さんは「伊勢志摩紅茶を伊勢茶の新たな販路として確立したい。観光客や地元の人にも飲んでもらえれば」と話した。

問い合わせは同グループ=電話0599(43)5889=へ。