志摩出身の画家、坂中功一郎さん作品

【志摩市出身の画家、坂中功一郎さんの作品を展示した企画展会場=同市大王町波切の大王美術ギャラリーで】

【志摩】志摩市大王町波切の大王美術ギャラリーで、同町出身の画家、坂中功一郎さん(1941―2018年)の作品展が開かれ、「海のシリーズ」作品をはじめ同ギャラリーが所蔵する油彩や水彩画など33点が展示されている。10月19日まで。入館無料。火、水曜日は休館。

坂中さんは16歳で県展に初入選。多摩美術大学油絵科を卒業後、銀座の画廊で初個展を開催し、昭和47年に渡欧してオランダ、アイナムにて個展を開いた。地元の絵画公募展「大王大賞展」の審査員やスケッチ大会の講師を務めるなど、郷土の芸術活動にも尽力した。

会場には、魚や船などをモチーフに描いた横約2・6メートル、縦約1・7メートルの大作、細部まで繊細に表現した「かれい」、海の風景をダイナミックに仕上げた「大王崎」のほか、波切の民家や路地、大王埼灯台を優しい色合いで描き上げた作品などが並び、訪れた人の目を楽しませている。

同ギャラリーの職員は「志摩市が誇る画家の企画展なので、地元の人だけでなくたくさんの人に作品を見てもらいたい」と話した。