秋季東海地区高校野球県大会3位決定戦 白山主戦・町に注目 力強い直球魅力

【白山高校の主戦右腕町】

第73回秋季東海地区高校野球県大会は26日、ダイムスタジアム伊勢で決勝と3位決定戦が行われる。決勝に出場する松阪商、三重に続く3校目の東海大会出場校が決まる3位決定戦で、県内屈指の名門、海星を退け、春夏通じて初の東海大会出場を狙う白山のキーマンが2年生主戦右腕の町健大だ。

最速は138キロにとどまっているが、183センチ、90キロの堂々とした体格から繰り出す力強い直球が最大の魅力。制球も安定しており、直球と変化球を投げ分けて今大会1回戦から準々決勝まで3試合連続二桁奪三振を記録した。

松阪商に1―8の七回コールド負けを喫した準決勝は疲労から決め球の制球が甘くなり9安打を浴びて四回で降板。奪三振数も4にとどまった。「しっかり体を休めて、力強いまっすぐで打者をねじふせたい」と挽回を誓う。

名古屋市天白区の中学に通っていた2018年夏、甲子園1回戦で西愛知代表の愛工大名電に0―10で敗れた白山に可能性を感じて進学を決めた。親元を離れ、津市中心部から車で1時間弱の山あいの高校近くで寮生活を送っている。

ランニング中野生の鹿に遭遇するなど実家と異なる環境に身を置くが「誘惑が少ない分野球に専念できる」と前向き。春夏通じて同校2度目の甲子園につながる東海大会進出が懸かる3位決定戦に向けて「次は勝って東海に行く」と意気込む。