右翼団体、虚偽記載疑い 政治資金報告書 会計責任者を逮捕 三重、岐阜両県警

所属する右翼団体(岐阜県多治見市)の政治資金収支報告書に虚偽の記載をし、岐阜県選挙管理委員会に届け出たなどとして、三重、岐阜の両県警共同捜査本部は24日、政治資金規正法違反の疑いで、岐阜県多治見市太平町四丁目、会社員丸山宏治容疑者(57)を逮捕した。認否を明らかにしていない。

逮捕容疑は、右翼団体「日本同盟正義塾」の会計責任者として、政治資金収支報告書を平成29年から令和元年までの3年分、期限内に提出しなかった疑い。さらに、期限が切れてから提出した30年の政治資金収支報告書に、実際には団体として支出があったにも関わらず、支出入をゼロと計上し、提出した疑い。

三重県警によると、団体は同年、街宣車を使って最低1回は活動をしている。その際車検を受けているため、車検証明手数料の3200円を収支報告書に記載しなければならなかった。昨年と29年分も支出入はゼロになっており、捜査本部は詳細を調べる。

団体は29年に設立。構成員は判明しているだけで4人おり、代表は東紀州に住む男性(55)という。県内には熊野支部がある。代表が仕事の関係で多治見市へ出掛けることが多いため、本拠を同市に置き、主に岐阜県内で活動しているという。