鳥羽出身の小久保選手 全日本フェンシング、準決勝勝ちあがる 三重

三重県鳥羽市出身の高校3年生、小久保真旺(17)=埼玉・星槎国際高校川口=が17日、東京・駒沢体育館で行われた第73回全日本フェンシング選手権大会の男子サーブル準決勝を史上最年少で勝ち上がった。

2019年の全国高校総体覇者。男子エペ東京五輪候補の山田優=自衛隊=と同じ鳥羽フェンシングクラブの出身で、昨年男子エペで2度目の全日本チャンピオンに輝いた山田(今大会は欠場)に続く県出身者の全日本選手権制覇に期待がかかる。

就学前から皇學館中時代まで同クラブに通った。全国中学生選手権男子サーブルで県勢初優勝を果たすなどした後、競技に専念するため、県外の通信制高校に進学した。

同クラブの練習では初め、チームメートたちと同じように複数の種目に取り組んだが監督の鈴木満さんによると自分の意志で中1でサーブル一本に絞ったという。「身体能力も非凡だが意志の強さや瞬間の判断力も秀でている」と話す。

昨年JOCのオリンピック強化指定選手の認定も受けた。今年4月現在の国内ランキングでは社会人や大学生に混じって6位。26日の決勝でランキング5位で19年世界選手権代表の吉田健人=警視庁=に挑むが、鈴木さんは「男子サーブル初の高校生チャンピオンになって」とエールを送る。

フェンシングの種目 3種類あり、有効面は胴体のみ、突きだけを用いて攻撃する「フルーレ」、有効面は全身すべて、突きだけを用いて攻撃する「エペ」、有効面は腰から上の部分で、突きと斬りで攻撃する「サーブル」がある。