
【亀山】シルバーウィーク(19ー22日)期間中の21日、三重県亀山市関町の旧東海道沿いの重要伝統的建造物群保存地区「関宿」では、町並みを散策する観光客らで徐々ににぎわいを取り戻している。
関宿は、東の追分から西の追分まで東西約1.8キロに渡り、江戸後期から明治、大正時代に建てられた木造家屋が軒を連ね、往年の面影を残す観光地として県内外から多くの人が訪れている。
四日市市から友人と訪れた40代の女性は「コロナ禍の中、近場でのんびり散策を楽しもうと来ました」と歩いていた。市観光協会の本間一也事務局長は「5月の大型連休に比べ約50%程度観光客も増えてきた。県内の小学校から修学旅行の問い合わせも入っている」と話していた。