鳥羽恐竜展が移転リニューアル 化石レプリカなど展示 三重

【鳥羽竜の化石レプリカなどが並ぶ会場=鳥羽市鳥羽の門野幾之進記念館で】

【鳥羽】三重県鳥羽市で発見された通称「鳥羽竜」の恐竜化石にまつわる資料の常設展示スペース「鳥羽恐竜展」が20日、同市鳥羽の資料館「門野幾之進記念館」1階に移転、リニューアルオープンした。

鳥羽竜は、1996年に同市安楽島町の海岸の岩肌から上腕骨や大腿骨などの化石が発見された大型草食恐竜の仲間。まだ頭部などが未発見のため学名は付けられていない。

展示は、市民団体「鳥羽恐竜研究振興会」が約20年前から同市の安楽島小学校で保管していた資料を、市民や観光客に気軽に見てもらおうと、市中心部にある同館に移転し公開した。上腕骨や尾椎の化石レプリカ、大腿骨の写真や恐竜化石発見場所で採集された貝化石、パネルなど約50点を展示している。

オープン初日は、石膏を使った化石レプリカづくり体験もあり、親子連れらが楽しんでいた。鳥羽恐竜研究振興会の寺田直喜会長(77)は「鳥羽竜のことを知らない人も多い。展示を通し、かつて闊歩していただろう大きな恐竜に思いを馳せ、興味を持ってもらいたい。子どもたちに、夢や郷土への愛着を感じてほしい」と話していた。

入場無料。問い合わせは同館=電話0599(25)8255=へ。