尾鷲 103歳の倉元さんに花束 市長訪問、長寿祝う 敬老の日前に 三重

【加藤市長(左)から花束を受け取る倉本さん=尾鷲市野地町で】

【尾鷲】三重県の加藤千速尾鷲市長は18日、敬老の日(21日)を前に、市内男性最高齢で103歳の倉本積一(もりかず)さん=同市野地町=を訪問し、長寿を祝って花束を手渡した。

倉本さんは大正6年8月生まれ。終戦後は約30年市役所に勤めた。孫6人、ひ孫が9人いる。大の巨人ファンで、5年前から試合があった日は対戦チームや点数、本塁打を打った選手などを欠かさずノートに書き留めている。

倉本さん宅の目の前に住む長女の松永知佐子さん(73)と夫の敏さん(78)は「怒ったところは一度も見たことがない。穏やかに過ごしていることが長寿の秘訣だと思う」と話す。

今年1月に94歳で亡くなった妻の富さんとは手をつないで旅行に行くほど仲良しだった。富さんが市内の病院に入院すると、毎日見舞いに通い、手を握ったり体をさすったりしていたという。

倉本さんは「ご飯は3食食べ、部屋の掃除や風呂洗いは毎日する」と話し、長寿の秘訣を「親からの授かりもの」と笑顔で語った。

加藤市長は「いつまでもお元気でいてください。これからも巨人を応援してデータを集めて楽しんでくださいね」と語りかけた。

市福祉保健課によると、18日現在で百歳以上のお年寄りは市内に19人おり、対象者11人に1万円の祝い金を贈った。市内最高齢は104歳の牛嶋フサヱさん=同市向井=。