県民手帳、表紙に伊勢型紙 来年版、来月7日発売 三重

【来月7日に発売される2021年版三重県民手帳=三重県庁で】

三重県内の印刷会社でつくる県印刷工業組合は10月7日、県内のイベントや公共施設の情報を掲載した「2021年版三重県民手帳」を発売する。鈴鹿市の伝統工芸品「伊勢型紙」を表紙カバーのデザインに採用。2種類を用意し、各税込み1100円で販売する。鈴木英敬知事が9月18日の定例記者会見で発表した。

10年ぶりに復活した2015年版から数えて7冊目。2017年版以降、県指定伝統工芸品をカバーにしている。今回は伊勢型紙を使い、「ミエ」の文字を市松模様のように組み合わせた「市松」と、県鳥のシロチドリをモチーフにした「千鳥」の2種類を作った。

手帳では、来年開催される三重とこわか国体・三重とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)を10ページにわたって特集。従来から掲載している公共施設の情報だけでなく、新型コロナウイルス感染症の対策や「新しい生活様式」を紹介するページも新たに設けた。

鈴木知事は会見で、「今回は新型コロナウイルス感染症の影響で印刷業も大変厳しい経営状況だったため、手帳発行が危ぶまれる状態だった。組合の皆さんから協力をいただき、短い製作期間の中でなんとか発売までこぎ着けることができた」と述べた。

同組合加盟の印刷会社や文具店、ホームセンターのほか、県の首都圏営業拠点「三重テラス」(東京)などで購入できる。問い合わせは同組合=電話059(228)6252=へ。月曜―木曜午前10時―正午、午後2時―同4時。