伊勢市 移動販売で高齢者見守り 市と岡村とうふが協定 三重

【協定を結んだ西口社長(左)と鈴木市長=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市は16日、豆腐製造販売を手掛ける「岡村とうふ」(本社・松阪市)と高齢者の見守りに関する協定を結んだ。同社の移動販売車が、高齢者らの異変に気付いた場合、市に連絡する。

同社は県内全域と近隣県で移動販売を行う。伊勢市内では20年以上、毎週決まった時間、場所で豆腐などの自社製品の販売を続けている。日常業務の中で地域の役に立てればと、見守り活動の協力を申し出た。

市役所であった協定の締結式で、鈴木健一市長と同社の西口鐵也社長(54)が協定書に署名した。鈴木市長は「お客さんと顔の見える関係があるのは心強い。地域の見守りに力添えいただきたい」と述べた。西口社長は「移動販売で、お客さまの顔や名前は覚えている。安心して声を掛け合える関係をつくり、お年寄りだけでなく、子どもたちや地域全体を見守りたい」と話した。

市が企業などと同様の協定を結ぶのは、26事業者になった。