鳥羽国際ホテル 花咲くケーキ、限定販売 赤塚植物園の「タイタンビカス」使用 三重

【タイタンビカスケーキを紹介する山本さん(左)と赤塚植物園の長谷川幸子学術博士=鳥羽市の鳥羽国際ホテルで(同ホテル提供)】

【鳥羽】三重県鳥羽市の鳥羽国際ホテルは19―22日、ホテルショップで日本最大級のエディブルフラワー(食用花)「タイタンビカス」をあしらったケーキを期間限定で販売する。直径15センチ、高さ4センチ。価格は税込み2160円。1日5個限定。

タイタンビカスは津市の赤塚植物園が育種開発したオリジナル品種で、花の大きさは直径15―25センチ。淡泊でほのかな甘みがあり、苦みやえぐみなどのクセがほとんどないという。全盛期の真夏に巨大な花が次々と開花し、その美しさや驚異的な強さ、ハイビスカスのような花姿から「巨神タイタン」にちなんで名付けられた。

8月に同植物園からタイタンビカスを使って商品化できないかと提案があり、同ホテルのペストリーシェフ、山本晋也さん(42)とスタッフらがアイデアを出し合い、試行錯誤を繰り返して美しくインパクトのあるスイーツを完成させた。

ケーキは、スポンジ生地と県産イチゴのムースに大輪のタイタンビカスを閉じ込めたゼリーを載せた。ほのかなレモン味のゼリーは透明だが、中のタイタンビカスの色が映り込んで華やかなピンク色に見える。ケーキの直径より大きな花もあるので型に合わせて花を折り込み、ゼリーに閉じ込める時にピンクの色や開花状態が保てるように工夫したという。

山本さんは「タイタンビカスケーキは贈り物としても喜ばれるのでは。今後もスイーツで県の食材を全国に広げたい」と話した。

問い合わせは同ホテル=電話0599(25)3121=へ。