田村氏が厚労相に就任 支援者ら喜びと激励 三重

三重1区選出の田村憲久衆院議員(55)は、16日に発足した菅義偉首相の新内閣で厚生労働相に就任した。田村氏の厚労相就任は第2次安倍内閣以来、2回目。県内の支援者や同級生からは喜びと激励の声が上がった。

田村氏は、伯父で衆院議長を務めた故・田村元氏の秘書を経て平成8年の衆院選に初当選し、8期目。石破派(水月会)の事務総長や自民党の新型コロナウイルス対策本部長などを務めている。

平成24年12月、第2次安倍内閣で厚労相として初入閣。第1次安倍内閣では総務大臣だった菅氏の下で総務副大臣を務めた。県選出国会議員の入閣も、第2次安倍政権での田村氏以来となる。

今回の総裁選で菅氏と争った石破派から入閣したのは田村氏だけ。菅氏としては、厚労相を務めた田村氏の実績を評価したほか、石破派を含めた挙党体制をアピールする狙いもあるとみられる。

田村氏が初当選する1年前から松阪市内の後援会長を務めている宇野恭生さん(73)は取材に「子どものようにかわいがってきたからこそ、手腕や実績を評価されての入閣を本当にうれしく思う」と語った。

一方で「今はまさに非常事態。入閣直後から新型コロナウイルスの対策を担うことになる。火中の栗を拾うようなものだ」と指摘。「即戦力を期待されての入閣だと思う。ぜひ頑張ってほしい」と激励した。

高校時代の同級生で現在も交流がある県職員の高浜克好さん(55)は16日、田村氏に入閣を祝うメールを送ったところ、まもなく田村氏から「しっかり頑張ります」との返信があったという。

高浜さんは田村氏の人となりを「まさに口から生まれてきたとはこのこと。達者なしゃべりは昔と変わらない」としつつ「同窓会でも私らに年金の持論を展開する」などと、勉強家の側面があることも明かす。

その上で「今思えば、政治家を選んだのは正解だっのでは。おそらく天職なんだろう」と高浜さん。「これまでにも増して大変な仕事になると思う。頑張ってほしいけど、体には気をつけて」と気遣った。