
三重県は15日、鳥羽市松尾町内で実施していた県道鳥羽磯部線の車道を拡幅したと発表した。「車両の円滑な通行が確保された」としている。
県によると、鳥羽磯部線は鳥羽、志摩両市を結び、地元住民や観光客らが利用するが、現場の幅員は4メートルほどで車両の交差に支障があった。
平成28年度から町内の440メートルで拡幅工事を進め、車道を5・5メートルに拡幅。総事業費は1億5千万円で、国と県で半額ずつ負担した。
志摩建設事務所は「今回の拡幅は地域の暮らしと観光振興に寄与するはず。鳥羽磯部線の別の箇所でも引き続き拡幅を進める」としている。