鳥羽市教委 車検切れ公用車使用 更新担当見落とす 三重

【鳥羽】三重県の鳥羽市教委は14日、学校教育課所管の公用車1台の自動車車検証(車検)の有効期限切れに気付かず、約2カ月間にわたり走行を続けていたと発表した。同市教委は11日付で事実を鳥羽署に届け出たとし、同署は道路運送車両法違反(無車検)や自動車損害賠償保障法違反(無保険)の疑いで調べている。

同課によると、車検切れが発覚したのは同課所管の公用車3台のうち、職員の移動用として使用していた普通車1台。本来5月28日に期限満了予定だったが、新型コロナウイルス感染症対策で国交省から7月1日までの期限伸長を通達されていた。

11日午前中に車両を使った女性職員が給油所でステッカーを見た従業員からの指摘を受けて発覚。指摘された後もそのまま勤務先まで運転して戻り、上司に報告したという。期限切れ後の走行期間は7月2日―9月11日までの72日間で、実際の使用日数は45日間。使用した職員は述べ19人で、走行距離は約1083キロという。

車検更新事務を担当する職員が満了日を見落としたことが原因としており、その日のうちに市全体の公用車計112台を点検したところ、他に期限切れは見つからなかったという。再発防止として公用車に備え付けの運転日誌に確認用シールを貼るなどチェック体制強化を図る。

同課の岩本和也課長は「公務員として信頼を損ねる事態を招いたことを深く反省したい。管理強化を含め信頼回復に努める」とコメントした。