全国高校総体代替大会 自転車の伊藤(朝明)頂点 男子1000TT 三重

【自転車競技IH代替大会で優勝した伊藤京介(朝明)】

新型コロナウイルスの影響で中止になった全国高校総体(インターハイ)の代替大会として11~13日、京都・向日町競輪場で開かれた「JCSPAジュニアサイクルスポーツ大会」男子1000メートルタイムトライアルで、朝明高校自転車競技部3年の伊藤京介が優勝した。

28人が2人ずつ14組に分かれてタイムを競った。昨年秋17歳以下の部ながら同種目で全国優勝し、今月、1分4秒台の自己ベスト記録を出している伊藤は最終組に登場。出場者中で唯一1分5秒台の好記録をたたき出した。タイムが確定し、優勝が決まると涙が止まらなくなったという。

大会はコロナ禍で目標を失った高校生選手に活動成果を発表する場を提供したいと競輪の現役選手や元選手らが協力して実現した。優勝選手の賞品は競輪界のスター選手たちが提供し、男子1000メートルタイムトライアルの表彰式では京都出身の村上義弘選手から直接「村上義弘カップ」を受け取った。

伊藤も将来の夢は競輪選手。高卒後即養成学校入りを目指して高校時代の実績となる全国タイトル獲得を目標に練習に励んできた。しかしコロナ禍で大会中止が続く中、家族、自転車競技部の顧問と話し合い「回り道かもしれないがじっくり自分を鍛えたい」と大学進学を決めた。

今月20、21日に長野・美鈴湖自転車競技場である全日本ジュニアトラック選手権が高校レベルで最後の全国大会。エントリーする1000メートルタイムトライアルとケイリンのダブル優勝が目標だ。大学でも主戦場にしたい1000メートルタイムトライアルでは「ジュニア日本新記録も目指したい」と闘志を燃やしている。