津・橋北中 呉服店が反物を説明 和服の文化を学ぶ授業 三重

【伝統の反物について説明する辻さん(奧左端)=津市桜橋2丁目の市立橋北中で】

【津】和服の文化を学ぶ授業が14日、三重県津市桜橋二丁目の市立橋北中学校であり、鈴鹿市の白銀屋辻呉服店店主で和装文化の普及に取り組む辻康宏さん(57)が伝統の反物や文様、着物の構成などを話した。1年生の家庭科で18日までに全6学級で実施する予定。

辻さんは祖父から受け継ぐ結城紬(つむぎ)に角帯姿で登場。浴衣の袖や身頃をばらばらに外して並べて幅30センチ、長さ12メートルの反物状に戻して見せ「和服は直線裁ちで無駄がなく背格好が違っても作り直すことができる」と特徴を述べた。

教室には辻さんが持参した大島紬(つむぎ)や有松鳴海絞など地域に伝わる反物、伊勢型紙で小紋に染めた着物や実際に使った型紙と彫刻刀などを展示。生徒は実際に触れながら辻さんの説明に耳を傾けた。